1000万でFIREした者のブログ

欲しいものは作る、食べたいものは育てる

新卒3ヶ月で会社を病んで辞めた私が資産運用なしで1000万貯めてFIREするまでの記録 #01

会社や学校がつらい方々の気を楽にする助けになればという思いとともに、平均手取り220万でも9年間で1000万貯めた方法を伝えたり、FIREに興味がある方の参考になればいいと思うシリーズ第1回。

 

1回目はざっくり人生を振り返ってみます。

 

いま振り返ってみると就職までは、世間的にはいわゆる順調な人生を歩んでいたのでしょう。

地方に住んでいる私は、中学までは受験の心配もなく、初受験の高校入試も地元では名の知れた進学校に進みました。大学も第一志望ではなかったものの、国立の法学部に進学して首席とはいかないものの、トップ5以内の成績で卒業しました。

しかし、地元の会社に就職してからは一転。一般的にはブラックでもなく普通の会社だったと思うのですが、私の気質としていろいろなことを気にしすぎること、同期入社の仲間がいなかったこと、自身の容量を超えてたくさんのことが降り掛かってきたことなどによって、会社に向かうと常に吐き気をもよおしたり、休日にベッドから起き上がれなくなったりと、限界をむかえて退職することになりました。今考えるとよく退職すると言えたなと思います(笑)。

最近になって知ったことなのですが、私はHSPというやつみたいです。当時これを知っていたからといって、なにか変わったわけではないでしょうが。

退職後は2ヶ月ほどハローワークに通っていましたが、面接を申し込む勇気もなくただ求人情報をながめるだけの日々でした。そんな折、偶然知人と会う機会があり、その際に知人の勤務先でバイトとして働かせてもらえることになりました。この紹介は本当に幸運なものであったと思います。知った人が一緒に働いているとわからないことも聞きやすく、精神的にも安定して働けました。

その後は、非正規ですがフルタイムで働くようになり、さらに子会社?的な立場の会社に正社員として雇ってもらえるようになりました。社会的な目を気にして、正社員であるべきだという自身の固定観念があったため、このときの誘いを受け入れましたが、今思うと非正規のままでも十分だったと思います。私の人生観が変わっていくのは、この新しい会社に入ってからです。

新しく入った会社は年金を受け取っているような高齢の方がほとんどで、古い考えのままのところでした。その上、私の上司は口だけで大して仕事もせず、現場に来ても邪魔にしかならないような人でした(こういう人はどこにでもいるんでしょうが...)。こんな会社にいたら、いつの間にか私のモチベーションは全くなくなり、このままここで働くのはアホらしいと思うようになっていきました。

そんな中、気づけば貯金は1000万を突破しており、またFIREという考えに出会ったことで退職を決意しました。正確には私のFIREのスタンスは、サイドFIREやバリスタFIREというものみたいです。

 

正直なところ、FIREしたばかりでまだ不安はありますが、実体験を発信することで誰かの参考になればと思います。

とにかくお金を貯めたい方は、平均年間手取り200万でも9年間で1000万貯めるまでの明細を公開しますので、よろしければ御覧ください。

一番は、死にたくなるほど会社や学校がつらい方に、こういう生き方もあるんだと思ってもらい、少しでも楽になってもらえれば幸いです。