会社や学校がつらい方々の気を楽にする助けになればという思いとともに、平均手取り220万でも9年間で1000万貯めた方法を伝えたり、FIREに興味がある方の参考になればいいと思うシリーズ第2回。
第2回は退職した激動!?の2013年の詳細と収支について書きます。
まずは退職するまでを振り返ります。そんなのはどうでもいいから収支について知りたい方は飛ばして下へいってくださいね。
就職ガイダンスでたまたま出会った企業とその場で面接の日程を決め、その後はトントン拍子で内定が決まりました。かなり早い時期に決まったのと、比較的興味のある業種だったので、他の企業の就活はやらずにのんきに卒業を待っておりました。
いざ働くようになって、最初は気疲れしたものの、ひどい精神状態の乱れはありませんでした。
事務的な業種で各々のパソコンで作業するため、見て覚えるということができず、どうしてもわからないことがあるたびに聞かなければなりませんでした。また、研修が毎週のようにありましたが、使ったこともないソフトの説明を受けても身につきはせず、それでいて「わかるよね?」なんてことを言われた日には、「はい」と応えるほかありませんでした。他にもよくわからない係や、グループへの所属など、私のキャパシティはとっくにオーバーしていました。
そんなことが積み重なりつつあるなか、歓迎会で深夜まで付き合わされ翌日は吐きまくるという事がありました。精神的に追い詰められている状態にこの出来事は非常にきつく、休日を棒に振る虚しさと、頭の中は常に仕事行きたくないという思いばかりで、休日すら次の出勤日のことを考えて全く楽しめなくなっていました。この頃から、会社の前に行くと吐き気をもよおすようになり、休日はベッドから起き上がれなくなっていました。正直死にたいくらいでしたが、死ぬくらいなら辞めるという確固たる信念があったため、なんとか生き延びました(笑)。
過労死やパワハラによる自殺のニュースを聞くと、退職代行を使ってでも辞めていたらな…、と思ってしまいます。このブログをご覧の方に死にそうな方がいらっしゃいましたら、是非逃げてください。生きるための逃げは全然ありです。
体が震えながら上司に話してなんとか退職する運びになって、退職したときは自由になった喜びが凄まじかったですが、翌日からは「これからどうしよう...」という焦燥感に襲われました。今だから言えることですが、心配しなくてもとりあえずバイトからでいいんだと、当時の自分に言ってあげたいです。何なら一生バイトでもいけるんだ、とこのシリーズをご覧いただければ思えると思います。ただ、自信を失っている中での仕事探しは本当に苦しいものでした。
なかなか次の仕事が決まらない中、たまたま知人の紹介で3ヶ月ほどの期間限定でバイトすることになりました。知っている人がいると仕事もいくぶんか気が楽でした。一緒に働いている人もいい人ばかりでした。
そんなこんなで社会人1年目をなんとか終了することができました。実家暮らしということも影響して、実質半年ほどしか働いていませんでしたが、収支としてはプラスの結果になりました。
ではお待ちかねの明細発表です。社会人になってからの収支なので、この年だけは4月から12月までの9ヶ月間のものになります。
- 収入:1,134,186円
- 支出:964,465円
支出内訳
- アニメBD・コミック・ラノベ等
- 実家への生活費
- 携帯電話料金(この頃はまだガラケーでした)
- 奨学金返済(10月から返済開始)
- その他(車と保険で約21万円)
- 株の損失
今ではもう買わなくなって処分したりもしましたが、この頃はまだ大学時代にハマったアニメ関連の商品を買い漁っていました...。
実家への生活費は仕事を辞めたことあって毎月定額ではありませんでしたが、合計で24万です。
携帯代は破格だと思われるかも知れませんが、私としてはただの電話に何千円も払うのは無駄だとしか思えないので、なるべく安く抑えています。いまではOCNの553円のプランです。
奨学金は毎月13,600円。15年返済です...。今では借金してまで大学行かなくても良かったと思います...。無利子なのが救いです。
2013年は車を買ったこともあり、その他の出費が大きくなってしまいました。それでも個人売買で中古車を買ったことで、一般的な価格よりはかなり抑えられています。私は新車を買ったとしたら、運転にめちゃくちゃ神経を使って、預金とともに精神も削られていきそうです(笑)。
タイトルに「資産運用なし」と書いてありながら、株の損失が計上してあります。正確には、株式投資をしていましたが、損失しか出していないので実質資産運用なしということです(笑)。笑えませんが...。株をやっていなければ、1~2年は早く1000万が達成できていたように思います...。
ということで2013年は
となりました。
さらに、大学時代の貯金が2,241,827円あったので
での着地です。大学生活を謳歌していたわけでもなく、適当にバイトもしていたらいつの間にかこんなに貯まってました。最終的にFIREする頃には1400万が貯まっていましたが、大学時代の約200万をカウントせずにタイトルは1000万としています。
1000万はまだまだ先ですが、安定して働いていなかったので仕方ありません。あと8年で貯まりますのでご安心を(笑)。
私の預金の秘訣は至って平凡ですが、「支出を減らす」ことと「借金をしない」ことです。奨学金は仕方ないですかね。
車と家は一気にお金が吹っ飛びます。私は田舎にいるので車がないと生活できませんが、新車を買う必要はありませんし、新築で住宅を購入する気もありません。特に住宅ローンは地獄への始まりだと思ってます(ちょっと大げさですが(笑))。買うならお金を貯めて一括で買いましょう!利息の分が浮きますよ。
新車に乗りたいし新築住宅も欲しいという方は、頑張って稼げばいいと思いますし、そのおかげで経済も回っていることでしょう。でも私は怠け者なのでそんな気力がありません…。物欲もどこかに置いてきてしまいました(笑)。
支出の削減では、特に固定費の削減が大きいです。スマホ代はもちろん、一人暮らしの方は、可能であれば実家で暮らすことで少なくとも家賃と水道光熱費等の基本料は削減できます。
本当に必要かを考えて商品を購入することも大切です。SDGs(Sustainable Development Goals)が叫ばれている中、無駄な消費は少なくすることが大切です。世界の誇る「もったいない」の精神で。
倹約する必要はないと思いますし、精神的にもつらいでしょう。私もアニメグッズを買ったり、旅行や飲み会に参加したりしていました(今はコロナでなくなりましたが...)。あ、でも行きたくない飲み会は断りましょう(笑)。
特に1000万を意識して貯めたわけではありませんので、決め事という感覚もありませんが、一応まとめてみると
- 借金をしない
- 固定費の削減
- 無駄の削減(もったいない精神)
- 時には楽しむ
- どうしても欲しいものは買う
といったところでしょうか。
次回は2014年編。2年目にしてまさかのマイナス決算が待っておりますのでお楽しみに。
最後に!
今つらくて苦しんでいる方は死ぬ前に逃げてください!
人生どうにでもなります!
生きて次回のブログでお会いしましょう!